保育士 のりこさん
2003年4月入社
新宿区立
富久町保育園

新栄会を選んだ理由
その当時の園長先生から、子どもの育ちを大切にしながら、働く保護者の支援をするという話を聞いたことが選んだきっかけだったと思います。子どもだけではなく、保護者のことも支えることが地域的にも大切だということが心に残りました。
保育士の仕事をしてよかったこと
改めて考えてみると、とてもたくさんエピソードが思い出され、たくさんの子どもたちも思い浮かび、どれか一つに絞ることが難しいです。仕事とは関係ありませんが、自分の子育てで、乳児期がとても楽だったのは、保育士の仕事してよかったことの一つです。
保育の現場で最も大切にしていること
みんなが仲間だと思えること。保育園は、子どもと保育している先生たちとの双方向のやり取りが中心となりますが、その周りに事務所や給食等の職員がいて、みんなで丸くなってぐるぐると働いている、そうあって欲しいと思っています。
保育という仕事は自分一人でする仕事ではありません。子どもがいて、共にその子どもを見ている仲間がいて、さらにその子どもの保護者がいて…。子どもの笑いも泣きも怒りも…その育ちが自分の支えとなり、仕事が続けられているいると思っています。
「子どもから出発する保育」について
子どもはそれぞれ「自分は◯◯」という思いを持っていて、大小はありますが、それを声にしたり、絵にしたり、表情にしたり…。その姿がのびのびとしていると「あーいいな」と思います。それぞれの子どもの思いがある中で、何かがうまくいかなかったり、できなかったりすると、“なんで?”となって、乳児も幼児も、考えたり、困ったり、悩んだり、一生懸命!そんな子どもたちに寄り添うことだと思います。
「新栄会」を一言で表すと…
保育の大木というイメージです。「子どもから出発する保育」という幹があり、根は児童福祉事業部の職員や園長たち、枝を伸ばすのは、それぞれの保育士たち。葉や花を咲かせているイメージです。その樹木に集まる鳥や動物たちが子どもたちかな…と思います。
保育士を目指しているみなさんへ
子どもに関わる仕事は大変ですが、その大変さを吹き飛ばしてくれる“楽しさ”や“面白さ”があり、奥が深いです。「これを覚えたら、これができる」とか「プロジェクトが終わって、ハイ次!」というようなことはないですが、経験年数が何年であっても「わからないことがあるから面白い!もっと知りたい!」と思える仕事です。
